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アマゾンレビューはゲームに関しては役立たず?なのか?

PS4がいよいよ発売となり、北米が盛り上がっている中、違う話題で日本も盛り上がっていた。PS4の初期不良騒動である。

ここはゲハのゴシップをおおっぴらに扱うわけではないので簡潔に示すが、煽りに使われたのは故障率50%という言葉だ。この言葉の論拠としているのは二つでIGNがアンケートをとった際に稼動しているという回答が50%であったこと。そして北米アマゾンのレビューで1の評価が一時期全体の50%あったことだ。

IGNについては、誰でも投票可能なアンケート形式であり、ゲハ的な意味でのおもちゃに使われたのは容易に想像がつく。(別にゲハに限らず対立構造がある事象の多くで普通に見る)一方アマゾンに関してはどうか。論拠として使われたのは購入者レビューマークだ。購入者マークがついているから信頼できるという訳だ。

購入者マークといえば、私は以前半年間の間、ゲームソフト発売後1週間分のアマゾンレビューのカウントしていたことがある。PSNのカウントを始める1年前だ。そのきっかけはやはり購入者マークだった。購入者マークがレビューとして信頼できるならばデータを採取して中央値や第三分位点などのレビュー点数を見て観察することは価値があるかもしれない、と思ったからだ。

4-5ヵ月程実際淡々とカウントしてたのだが、そんな中DQ10が発売された。DQ10はDQ初のオンラインゲームしかもナンバリング、ということもあり、アマゾンレビューが北米のPS4と同じくハード戦争のおもちゃとされていた。

興味を持ったので、DQ10については購入者レビューの点数をカウントするだけでなく、レビュー者自体のレビューも見てみることにした。もちろんDQ10の場合ゲハ的な捨て垢でのレビューもたくさんあったのだが、購入者の中でレビュー数が多いレビューアーに関しても、ゲーム自体のレビューが1本だったり、ゲームソフトのレビューが常に高かったり低かったりする人が想像以上に多かったのだ。

もちろん、レビューのポリシーはレビュアーの人それぞれだが、レビューを参考にしたい立場からすると、人となりや好みも分からない中で過去1本のソフトだけレビューしました、と言われても、それが正しいかどうかは判断しかねるだろう。また常に5点ばかり、常に1点ばかりでは参考にしづらい。DQ10の経験から、購入者レビューの点数をカウントするだけでなく、実際にゲームレビューをどのようにしているかも見ないと、データとして使いづらいと判断した。

そこで以下の基準を設けた。

購入者レビューの中から以下の項目がある場合除外
1,当該ソフト以外で家庭用ゲームソフト(本体及び周辺機器本体同梱版除く)のレビューを3本以上していること
→露骨なネガキャン対策。DQ10の場合1人までの度数が突出して高く。2人も1点5点で高かった
2,当該ソフトにおいて限定版通常版両方にレビューを投稿している場合
→宣伝したいという気持ちが強い可能性があり、冷静なレビューがなされているか疑問なため
3,1、のレビューに於いて中央値が1点と5点の場合
→極端な点数をつける(常に甘いかきついか)人を除外

この決断は、私にとって大変な負担だった。購入者レビュー個々人のゲームレビューまでいちいちチェックしないといけないのだ。カウント時間は極端に膨らんだ。しかしやったほうがいいだろう。と判断した。

結論としてはその負担に耐えられずその後一ヶ月半あまりでアマゾンのカウント自体を辞めてしまった。なぜ辞めてしまったかは以下の図をみれば分かると思う。

amazon1.png
amazon2.png

DQ10の例で言えば
非購入者525人
購入者96人
抽出した購入者15人

となった。なんと抽出すると、あれだけあるレビューの中で2.4%に過ぎないのである。

さらにその後のデータを見ても抽出されたレビューで見ると多くのソフトはレビュワーが5人以下しかなく、10人前後いるのはDivaf、カグラ、デビルサマナーくらいしかない。抽出率を見ても全体の10%以下のソフトが多い。

つまり殆どのレビューがノイズに近い状態で、ある程度使えそうなレビューの数が少なく、大数観察的な統計的処理にも向いていないのだ。労力に比較して貰いがすくない。これが辞めた最大の理由だ。

*****

という訳で私は、自分自身の経験とカウント採取に費やした時間(今のPSNカウントなんてコレに比べれば天国)からはっきりと、アマゾンレビューは少なくてもゲームに関してはノイズだらけで適切なクリーニングがされない限り、意味無し。いらぬ先入観を植え付ける分有害。議論するのも時間の無駄。購入者マークだけではまだ弱い。そう言える。

なぜアマゾンが荒れ気味のレビューを放置するのか、全般的に優れている検索システムをレビューに採用しないのか?これも要するに役に立つレビューが少ないので、信頼の置けないレビューを排除する仕組みを実装すると、どの商品もスカスカになって見栄えが悪いからだ。アマゾンにとってレビューの信頼よりも賑わいを示すためにレビューがあればいい。その程度のものと考えておけばいいのではないだろうか。

PS4に関して言えば、北米アマゾンの実態を知らないし、実際にレビューをカウントしたわけでは無いので断言しない。しかし非常に高率(30-50%)の製品が返品レベルの状態ではないということは想像出来る。なぜなら、それほどの高率ならば殆どの販売店で苦情が寄せられるレベルであり、そうなれば、その声は隠蔽しようがないからだ。これは確率で簡単に計算できる話で、陰謀論をはさむ余地は存在しないからだ。もちろん不良がゼロであるということでは断じてないので、そこは区別されるべきだろう。
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